JOURNAL

2025.04.15NEW

お米と相性抜群!萬古焼の土鍋の魅力を紹介!

こんにちは、生まれも育ちも三重県四日市なMOLATURA(モラトゥーラ)広報担当です。

萬古焼と言えば、四日市市に伝わる伝統的な焼き物。

今では国内産土鍋のシェア80%を占めており、普段何気なく使っている土鍋が萬古焼だったなんてことも珍しくありません。

 

そんな私たちの周りで活躍している萬古焼。

実はお米の美味しさをとても引き出してくれる、最高のパートナーなんです!

その美味しさは、炊飯器業界の第一人者である「釜仙人:守道信昭」さんからもお墨付きをいただくほど!

釜仙人ってどんな人?

大手家電メーカーで様々な炊飯器に30年携わってきたプロフェッショナル。全国お米日本一コンテストでも長年審査員を務めメディアへも数多く登場している。

知らないままでいるのはもったいない!

毎日の食卓をより美味しくにする秘訣を、貴方にお伝えします!

今回の記事では、下記の内容を説明します。

1. 萬古焼の魅力徹底解説!

ここでは、萬古焼について詳しく解説します!

萬古焼の良さが分かれば、今後の料理のレベルアップにつながりますよ。

1-1. 萬古焼のここが凄い!

萬古焼の凄さはなんといっても耐久性と保温性。

ガスレンジや炭火、直火、オーブンで使用しても、割れにくくなっているんです!

耐久力の秘訣は、原料の陶土に使われているペタライトという長石の中の「リチウム鉱石」。空焚きや直火などの高熱に対して、抜群の耐久性を発揮します。

保温性の秘訣は、加熱すると出る遠赤外線。陶器は熱を逃がさないので、鉄鍋よりも長時間保温できます。また、熱がゆっくり伝わることで、より食材の味を引き出し、美味しさを更にアップすることができます。

萬古焼の土鍋は蓄熱料理が得意!

ごはんを炊くのはもちろん、肉じゃがやミネストローネ、煮物など、出来る料理は無限大!

1-2. 萬古焼の歴史

萬古焼がここまで普及したのは、時代の変化に対応してきた高い技術力あってこそ。

萬古焼がどうやって現代まで受け継がれてきたのか、ご紹介します。

[江戸時代中期]

桑名の商人:沼波弄山が創始。

自分の作品が永く残ることを願って、「萬古不易」または「萬古」の印を押したことから、「萬古焼」に繋がりました。

弄山は京焼の技術を活かし、異国風意匠を取り入れた「古萬古」を制作。しかし、継承者がいなかったため、彼の死後は一時衰退しました。

 

[19世紀]

森兄弟が萬古焼を再興し、「型萬古」など独自技法を開発。

さらに四日市の山中忠左衛門が量産体制を築き、萬古焼は地場産業として成長します。(四日市萬古焼の始まり)

明治期には輸出も盛んとなったことで材料が枯渇してしまいましたが、美濃地方の温故焼との協同で赤土を開発し、現在の萬古焼を代表する「紫泥急須」が誕生しました。

 

[明治末期~大正]

不況によって低迷期を迎えましたが、水谷寅次郎が新製品「大正焼」を開発し、状況を打開。燃料費を抑えられる半磁器だったこと、機械化の進行したことにより、輸出も増加。

 

[昭和~現在]

不況や戦争による輸出の停止に見舞われましたが、工業組合の結成や軍需用への生産転換により、これを乗り越えます。

それでも空襲により工場や倉庫が失われてしまいましたが、少しずつ再興を続け、1948年の貿易再開により復興を果たします。

現在も技術革新と人材育成を進め、国内外で親しまれています。

実は何度も危機に見舞われていた萬古焼。それを多くの先人たちによって乗り越えた歴史が、現代のおいしい食卓へと繋がっています。

1-3. 身近にある萬古焼

萬古焼は土鍋や急須が中心ですが、その色や形は豊富!

また、蚊取り線香やお皿、コップなどバリエーションも増え続けています!

どうして色や形、種類が千差万別なのかというと、萬古焼には形の決まりがないからなんです!

皆さんのお家にも萬古焼があるかも

IH対応やオーブン対応可能なものなども販売され、より扱いやすく、身近な存在になっています。パンづくりや無水調理に特化した専門鍋も開発されています。

ここまでで、萬古焼の魅力を皆さんに知って貰えたかと思います。

次の章では、実際に萬古焼の土鍋の使用感などについてご紹介します!

2. 簡単!土鍋でのお米の炊き方

「土鍋で炊くなんて難しそう

と、不安に思われるかもしれませんが、ご心配無用!

 

萬古焼のベストポットなら、難しい工程は必要ありません!

お米の浸水時間が短くすむだけでなく、沸騰後弱火で炊く必要がないので、

通常の土鍋より短時間でお米が炊けちゃいます!

お米の美味しさを引き出す萬古焼で、高級料亭のようなごはんを味わってみませんか?

[作り方]

①お米を軽く研いだ後、とぎ汁を捨て、1合辺り190mlの水で20分つける。

②土鍋に米と水を移して、中強火くらいでかける。

(沸騰までの時間の目安:3 … 1012/2 … 89/1 … 67分)

③沸騰してきたら火を止め、20分蒸らす。

④蓋を開けて、十字の切れ目を入れて、切るようにほぐす。水蒸気を取り除くことで固まらず、ふっくらとしたご飯が出来上がります。

ベストポットの詳しい説明はこちら

まとめ

最後に、萬古焼のポイントをまとめます。

①耐久性抜群!高温調理でも安心!

②保温性が高く、料理がより美味しく仕上がる!

③お米の最高のパートナー!簡単に高級料亭のようなご飯を味わえる!

「本当に美味しくなるの?」

「土鍋で炊くのが面倒

というお気持ち、分かります。そんな方には、三重県四日市市にある「オープンファクトリー」がおすすめ!

萬古焼の土鍋「bestpot」を使ったおいしいご飯が食べられるので、萬古焼の魅力を実感できますよ!

また、bestpotは炊飯器のプロフェッショナルである釜仙人から高い評価をいただいており、自信を持って皆様に販売しております!

記事を書いているMOLATURA(モラトゥーラ)は、bestpot(ベストポット)RANGESTARレンジスターを製造・販売している、創業100年「削り出し」技術を応用した萬古焼調理器ブランドです。『ベストポット・レンジスターってどんな商品?』との声を詳しく案内しつつ、使用者の疑問質問の回答、商品に関連する、レシピやニュースなど様々な視点から情報を発信しています。その他に記事もよろしくお願いいたします。

その他の記事